高取焼窯元巡り
7月に予定していた旅行をコ○ナの影響でキャンセルしました。
お家時間が長くなり、甘いもの時間が増えたせいでついに妻が口裂け女に。
そうだ!ドライブに連れて行こう!
今回向かった先は3年前に豪雨災害に見舞われた福岡県に2つしかない村のひとつ東峰村です。
ここは平成の大合併で旧小石原村と旧宝珠山村が合併してできた村です。
被災地支援で何か掘り出し物が見つかればと妻を元気づけることよりも掘り出し物に気持ちが昂っていました(笑)
この地は小石原焼、高取焼で有名です。
小石原焼は飛び鉋の技法で知られています。
今回早速購入した取り皿です。
こんな文様ですね。
お値段はピンキリですがこちらはお手頃価格でした。
もう1点は花器です。
こちらは買うときに育てている甘木りんどうを生けたいとイメージが膨らんでの購入です。
イメージ通りでした。
さあ、ここから窯元巡りです。
NHK朝の連ドラ「スカーレット」では信楽焼が舞台で登り窯が登場します。
登り窯がないかと探していたらありました。
高取八山高取焼宗家さんの工房裏にあるということで行ってきました。
ちょうどリモート会議が終わられた後みたいで、高取春慶さんにご案内いただき丁寧に説明していただきました。
スカーレットで登り窯を作る大変な苦労を知っていたので、お話の一つ一つに重みを感じます。
また、土を練るための唐臼も見せていただきました。
動かしていただくとすごい迫力でした。
大皿で気に入ったのがありましたが予算との兼ね合いで今回購入は見送りとさせていただきました。
次に伺ったのはこちらの高取八仙高取焼窯元です。
ひと通り展示の焼き物を拝見させていただき、お店を出ようとしたときに御主人である高取忍氏が直接ご対応くださり、気になっていたスィングという名前が付けられたカップについてお話を聴かせていただくことができました。
元々は御主人が作られていた大振りの茶道の湯呑みだったらしいのですが、お嬢様の高取由布子さんがアレンジし、このスィングカップを作られたようです。
とても面白い作りでゆらゆら揺れる感じがいいんです。
御主人からは高取焼の歴史や地名にまつわる不思議なお話を聴かせていただけました。
それがまた住んでいる近所の野間大池、皿山や宗像などの地名だったためとても興味深いものでした。
御主人の優しいお人柄に接することができ、ご縁を感じスィングカップとソーサーを購入することにしました。
レジは高取由布子さんにご対応いただき彼女からもスィングカップについてをお話を伺えました。
カップの縁は普賢岳の火山灰を塗り込んだそうで味わい深い濃い色が出ています。
普賢岳の仁田峠へは長崎市内から約約100Kmありますが学生時代夜間歩会で2回歩きました。
普賢岳の火砕流が流れた島原では学生の頃泊まり込みでアルバイトをしたこともあったのでよりご縁を感じました。
お父様に対応いただけなければそのまま帰っていたかもしれません。
このスィングカップにまさに引き寄せられた感じです。
本当にここに来れて良かったです。
元はと言えば妻が口裂け女になったから?
ママ、ありがとう。
【お知らせ】無料メルマガを配信しています。
現状を打破して新しいジブンを発見する。
オンもオフも5倍速!で人生ハッピー!!
そんなワクワクできるヒントをお届けしています。