目標はでかい方がいい

あなたのお困りごとを自ら解決できた!にするコンサルタントの濱竹明久です。

仕事では皆さんは年間、四半期、毎月の目標があると思います。

例えばチームの予算が1億円の売上目標だとして5名の営業担当がいたとします。

能力や案件により担当別の目標は変わると思います。

ところで、あなたの部下が2億円やりますと言ったらどうしますか?

チームの目標達成率200%は嬉しいのですが、まずどういう案件を持っているのか確認しますよね。

その上で2億円を目指すように言うのか、2,000万円でいいと言うかは上司の判断です。

前職での話ですが、ある時凄い部下が私のチームにやって来ました。

彼の名前はMさん(仮称)。

彼の書いた論文が社長賞を受賞してなりもの入りでやってきました。

彼の論文はうちのチームが全国に展開しようとしていることを現場で先駆けて実践した内容でした。

もちろん、彼は希望してうちのチームにやってきたのです。

彼の発想力はすごいのですが、彼はなかなかまわりから受け入れられる存在ではありませんでした。

いつもでかい目標を掲げてくるので、彼の頭の中どうなっているのか聞いてみました。

「いつも前向きな気持ちはわかるけど、お前の目標デカ過ぎないか?」

そしたら彼がなんと言ったと思いますか?

凡人には想像できない答えでした。

目標は大きくても小さくても、やることは一緒なので、だったら大きな目標を目指したほうがいいですよねなんで皆んな小さな目標しか掲げないのかボクには不思議なんです。

ドキッとしました。

その視点はなかったなぁ。

さすが社長賞獲っただけある奴です。

凡人は小さな目標はなんとか達成できるかな思うわけですが、大きな目標を達成するのはカンタンでないと考えがちなんです。

そして選択するのは、これまでの自分のものさしの小さな目標です。

ところが、小さな目標も大きな目標もやることはそんなに変わらずに、つまり目標に対して使うエネルギーはあまり変わんないということなんです。

今の私だったら、どっちみち達成するんだから大きな目標の方がいいに決まってるよね、って思えるようになってますが、当時は言われてすごい発想だなぁと思えても同じ発想はできませんでした。

では、今どういう思考を私がしているかというと脳の回路を180度切り替えました。

大きな目標を掲げるのはもちろんですが、なによりも大切なのは、

大きな目標だから「できない」ではなく、できるには「どうしたらいいか」という脳の回路を作ること。

是非、皆さんもそんな回路を作ってみてはいかがでしょうか。本日もここまでお読みいただきありがとうございました。

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